多田研介
責任者
2022年入社
一人ひとりの気持ちに寄り添いながら向き合っていきたい。
もともとはデイサービスで働いており、以前から繋がりのあったHOGの奥山から「一緒に訪問介護の仕事をやらないか?」と誘われたのがこの会社に入社したきっかけです。訪問介護の経験はまったくなかったものの、デイサービスは施設内でしか利用者様と接する機会がないため、利用者様が自宅で普段どのような生活を送っているのか興味がありました。また、施設よりも長い時間を過ごす自宅では、どのようなサポートが必要なのか知りたいという気持ちもあり、転職を決意しました。
10年くらい介護業界で働いていたものの、訪問介護の仕事はデイサービスとはまったく勝手が違って最初はかなり戸惑いました。以前勤めていたデイサービスはリハビリ重視の施設だったため自立度の高い方が多く、おむつ交換もやったことがありませんでした。一方、訪問介護の利用者様は重度障害の方が中心。身体がまったく動かない方の場合、更衣介助ひとつとっても難易度が高く、“利用者様の命を預かっている”というプレッシャーもあって、想像していたよりも大変でした。
でも、重度障害の訪問介護は長時間のサービス提供が基本となっており、1回の滞在時間が3~5時間くらい。また、支援内容も食事の介助・入浴介助・見守り・外出の付き添いなど多岐にわたり、朝から夕方まで車椅子で電車に乗って外出することもあります。今は一人ひとりとしっかり向き合えるのは訪問介護の仕事にやりがいを感じており、最初は警戒心をいただいていた方が徐々に心を開いてくれて、頼ってくれるようになったときは本当に嬉しいですね。その分利用者様から頼りにされる事も多くやりがいも大きく感じています。